講演の概要
建築物は一品生産で、大量生産品とは異なるプロセスで意志決定され、出来上がっていきます。このとき設計者はどのように意志決定をしているのでしょうか。地震時の建物安全性検証(地震応答解析)や地盤の応答解析、最適設計の実建築構造物への適用では、大規模シミュレーションが欠かせません。コンピュータ支援を利用した建築構造物の新しい設計法についての研究や、スーパーコンピュータを利用した都市規模の建物被害シミュレーションについての研究成果の一部を紹介しました。民間企業の実務設計の経験と大学における教育研究の実践経験のある永野教授から、研究成果をいかに事業に結びつけていくのか、分かりやすく説明しました。
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