兵庫県立大学

兵庫県立大学シミュレーション学研究科シミュレーション学専攻 永野研究室

永野康行先生からのあいさつ

楽しく研究をしよう!をモットーに、研究室運営をしています。
大学院修士課程修了後から民間の建設会社で、主に建築構造物の構造設計業務を実施していました。建築物は一品生産で、大量生産品とは異なるプロセスで意志決定され、出来上がっていきます。私自身、このような設計者の意志決定プロセスに興味があります。
また、地震時の建物安全性検証(地震応答解析)や地盤の応答解析を行う傍ら、最適設計の実建築構造物への適用研究を進めていました。大学に籍を移してからは、コンピュータ支援を利用した建築構造物の新しい設計法についての研究や、スーパーコンピュータを利用した都市規模の建物被害シミュレーションについての研究を、理化学研究所計算科学研究センター総合防災・減災研究チームの一員(客員主管研究員)として実施しています。民間企業の実務経験と大学における教育研究の実践経験のある私と、減災復興学の視点から世の中における実際の問題を解決し、楽しく研究活動を一緒にしませんか!

【研究分野・テーマ】
減災シミュレーション、建築構造学、耐震工学

  • 都市を対象とした大規模地震被害シミュレーションとハザードマップ作成
  • 演繹と帰納の両面からのアプローチによる新しい建築構造設計法の開発
  • 超詳細有限要素解析の建築構造設計への活用
  • 建築構造の耐震ロバスト性評価
  • 計算結果や都市モデルの可視化に関する研究

お知らせ

2024年11月17日 永野研究科長が兵庫県立大学創立20周年・創基95周年 記念式典・座談会に出席しました(会場:ANAクラウンプラザホテル神戸)。
2024年11月16日 M2宮内さんが地域安全学会 2024年度 第55回研究発表会(秋季)懇親会において、最優秀発表賞(8月23日)の賞状授与がなされました。
2024年11月15日 M1三田君 鋼構造シンポジウム2024にて、研究成果を発表しました。
2024年11月4日 永野教授と学生達が県立長田高校で五国SSH連携プログラムとして開催された第2回「高校生のための減災復興学フォーラム」において講義実施とグルー プ別協議に参加しました。
2024年10月10日 後期の授業科目「減災復興フィールドワーク」 永野教授と平井准教授が担当する回(南あわじ他)を実施しました。

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永野研究室のホームページへようこそ
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の永野研究室では、災害科学領域において、例えば地震による建物・都市災害から人命保護に役立つ災害予測・予防シミュレーションを実施します。安全・安心で美しい建築物の設計や、都市災害・防災シミュレーションについて研究しています。建築系出身の学生はもちろん、その他を専攻している学生でもこのような研究に興味ある方は、是非、まずは問い合わせてください。

アクセス

〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5-2
人と防災未来センター東館4階